AMED 創薬ベンチャーエコシステム強化事業の採択実績メモ(2025年2月時点)

AMED 創薬ベンチャーエコシステム強化事業の採択実績(2025年2月時点)をまとめてみました。
ご参考にどうぞ。

目次

採択実績概要

創薬ベンチャーとしては26社(第6回公募まで)採択されています。
※下表は第5回公募までが記載。

採択率

採択率は全体で52%と比較的高いように見えます。(ただし、応募するためのハードルが高いため、そもそも応募している数も少ないと思います。)

認定VC

特定のVCが多いといったことは特にありません。
全体として、創薬特化型VC×カンパニークリエーション型のスタートアップが多く採択されている印象です。申請書の作成から戦略までVC主導で行っているものが多く存在しているように見受けられます。

採択テーマ

第5回公募までは、認定VCから10億円以上の出資を受けることが前提となっていたため、基本的には臨床入りしたパイプライン(もしくは開発候補物質が特定されたうえでの非臨床試験)の開発プロジェクトが中心でした。

第6回公募(2024年12月16日採択)では、最終開発候補品を特定するまでの非臨床試験を公募対象に含めたうえで、認定VCからの出資額の制限も1億円以上に変更されたことによって、非臨床試験(最終開発候補物質が特定される前)での採択事例が出てきているようです。(Red Arrow Therapeutics株式会社、reverSASP Therapeutics株式会社、シノビ・セラピューティクス株式会社、タイプライターTX合同会社が該当すると思料)

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